和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室を主宰しております。和菓子と皆様を心地よく繋ぐ場になれれば嬉しく思います。

手作りのあんを使い、季節に寄り添って、 気軽に、楽しく和菓子を作る教室です。 和菓子が繋ぐご縁を大切にして、、、。

遠足は、かるかん工場

朝晩、日毎に寒くなり、いつのまにか、

散歩コートは、ダウンコートに変わりました。

この寒さが深まり、大和芋も美味しい季節には、かるかんを作ります。

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素朴なかるかんをいただくと、

大和芋の香りと、ふわっとした軽い生地に、

しみじみと幸せを感じます。

モヘアセーターのようなかるかんは、

道の駅で調達したごまをフライパンで炒って、

香ばしい香りのするごま入りです。

かるかん二種と酒饅頭で、

冬のほっこりトリオです。

さて、かるかんを作ると、、、

思い出す人がいます。

以前、新潟で行った和菓子教室会場の

三条市の地域おこし協力隊のNさんです。

九州から移住された方です。

教室後の雑談の中で、

Nさんの小学校時代の遠足は、

なんと、、、

かるかん工場だったそうです?!

遠足で工場にいく程、かるかんは、

九州では、身近にあるお菓子なのですね。

ちなみに、このNさん。

かるかんは、断然!あんなし派だそうです。

ぜひ、お試しください。

 

さて、来週月曜日は、師走のお稽古です。

バタバタと準備をしております。

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大福茶に、はなびらもち、つばきもち、

新春をイメージして、

楽しい時間になりますように。

 

和菓子教室  おけや

 

 

朔風木の葉を払う

はやいもので、12月になりました。

師走ですね。

季節の時候は、

「朔風木の葉を払う」だそうです。

近くの公園の景色は、

すっかり茶色の割合が多くなりました。

足元では、沢山落ちた木の葉が舞っています。

 

枝だけになった木は、

それでもなお、どっしりしていて、

大きな安らぎを与えてくれるようです。

新緑の頃、さわさわと涼しげに揺れる若葉に

そっと背中を押されたことが懐かしいです。

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村雨  「凩(こがらし)」

 

昨日は、和菓子と歴史についてのワークショップに参加し、元虎屋文庫主幹の先生に教えていただきました。これから、月一回半年間通います。

和菓子の世界が、広がるよう、しっかり勉強し、それを、少しずつ還元できるようにしたいです。

 

和菓子教室  おけや

睦月のお稽古

寒さが一段と深まりましたね。

先日凍てつく寒さの中、ふわっと白い茶の花が、静かに咲いていました。

固い蕾を少しずつ少しずつ膨らませて、 

寒い冬に咲く花には、

いつも凛とした勇気をもらいます。

 

さて、睦月のお稽古のお知らせです。

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●練切きんとん製「赤鬼、青鬼」

節分にぴったりの和菓子です。

ミニチュアのこん棒などを添えて、茶目っ気たっぷりの贈り物にもおすすめです。

レンジで手軽に作った練り切りで、きんとんを作ります。ふわっと空気が入った出来立てを味わえるのは、手作りならではです。

 

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●ぎゅうひ「うぐいす餅」

春を告げる鶯を模した早春の和菓子です。

両端をくちばしと尾のようにきゅっとつまむのが、ポイントです。

青きな粉は、早春のイメージにぴったりです。

 

〈日時〉1月10日(木曜日) 13:00~15:30

    *延長する場合もございます。

〈場所〉児童書籍専門店ハックルベリーブックス二階

    千葉県柏市柏3-8-3

 

〈持ち物〉

・エプロン ・お手ふき ・筆記用具  

・お持ち帰りのお菓子を入れる袋

〈料金〉3000円(税込)

〈定員〉6名

〈お申込み方法〉下記のメールにお申込み下さい。

wagashiokeya@gmail.com

*ご不明な点等ございましたら、遠慮なくご質問下さい。

また、ガラケーから上記メールアドレスに、送信できないことがございます。ガラケーの方、及び上記メールアドレスに送信しても、返信がない場合は、お手数ですが、下記アドレスに送信願います。

go831@tbz.t-com.ne.jp

 

 〈お申込み内容〉①お名前

                              ②当日連絡のとれる電話番号

                              ③メールアドレス

                           ④ご住所

当日は、節分にちなんで、大豆からできた

「おからのお茶」をお出しします。

その他、緑茶もご用意しております。

また、和菓子は、二個お持ち帰りとなります。

使用している餡は、全て手作りです。

 

早春の足音を感じながら、

感性をはたらかせ、楽しく、

和菓子作りをしましょう。

ご参加、心よりお待ちしております。

 


和菓子教室 おけや 

おいっこ便

こどもの味覚は、とても繊細だと思う時が、

あります。

私の3歳と4歳になる甥っ子たち。

花びら餅の甘しょっぱい味噌あんのお味が大好きです。

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遊びで、ぎゅうひ、ごぼうの蜜煮、味噌あんを

包むところから、させてみたら、、、

「この包みたての方が美味しい!!」

とのこと。

ということで、この時期は、

完成した花びら餅ではなく、

ぎゅうひを一枚、一枚ラップに包み

味噌あん、ごぼうの蜜煮をタッパにつめて、

包みたてがたべれるおいっこ便を送ります。

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和菓子教室 おけやの

12月10日の師走のお稽古でも、

花びら餅を作ります。

手作りならではの包みたての美味しさ、

甘じょっぱい味噌餡のお味を、

生徒さんにも、

是非味わっていただきたいと思います。

 

さて、叔母バカは、せっせと、

おいっこ便の箱詰めをします。

やや重たい愛情とともに。

 

追伸 1

こんな素敵な記念切手を手に入れました。早くお手紙が、書きたくなります。

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追伸2

「とらや 」赤坂店の羊羹のデザイン展に行ってきました。ひとつひとつが奥深く、和菓子の良さをまた、教えられました。

撮影もご自由にとのこと。

ご興味のある方には、おすすめです。

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和菓子教室  おけや

 

 

散歩の産物

日暮れ前、せわしなく行った散歩でしたが、

木々の葉が落ち、枯れゆく季節の中、

紫色とオレンジ色の夕暮れは、

はっと心を打つ美しさでした。

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●ういろう   「夕瞬」

ういろうは、質感がすりガラスのようで、

独特の美しさです。もっちり、しこっとした食感に加えて、生地に効かせた塩が、甘さとのバランスをとっています。

 

瞬く間に、黄色く色づいたイチョウの葉。

落葉したイチョウの葉の絨毯の美しさに

また、感動。

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●薯蕷練切    「黄落」

山芋を蒸して、馬毛の裏ごし器で、こして、

火どった白餡にくわえました。

眼が覚めるような美しい山芋の白さと

ほくっとした美味しさがたまらないです。

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毎日の犬との散歩で、出会う景色は、

何かしら和菓子づくりのアイデアに繋がっているようです。

 

和菓子教室  おけや

心癒すもの

 

糖質フリーが、叫ばれる昨今。
お砂糖を使う和菓子を作る身としては、
健康とはかりにかけると、肩身がせまく、
本当に和菓子を、おすすめしてよいのか?
自分の中で葛藤することが、ありました。
しかし、そんな私の考えを導くような出来事がありました。

父が亡くなった時の事です。
当日は、涙にくれ、そこからは、告別式の準備で、多忙を極め、寝食を忘れて、準備に追われました。
そんな中、打合せで訪れた料亭で、ある出来事がありました。

その料亭の女将さんは、打合せの前に、
まず、一服のお茶とお菓子をだしてくださいました。
「まずは、いただいてください」
久しぶりに、落ち着いていただくお茶とお菓子。
起きた出来事を、悲しみを、咀嚼することなく、慌ただしく、ざわついていた心が、
ほっとする一服をいただいたその瞬間、
解放され、ほどけ、癒されました。

このおもてなしで、お菓子は、
甘くて美味しいものだけでなく、
心をほどいて、癒すものなのだと、
気づきました。

そういえば、、、戦国時代、生と死を目の当たりにした武将が、刀を下ろし、小さな茶室で、お茶を頂いた時も、きっと、心を癒して、解放していたのかもしれません、、、。

この出来事は、私が、ずっと抱えてきた葛藤すら、ほどいてくれました。

 

だから、、、糖質は、大目に見て(笑)、
心を癒す、ほどくような和菓子を作り、
楽しく分かち合っていきたいと、
心より思いました。
美しい季節の表現とともに。

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●きんとん「深山」

睦月のお稽古は、こちらのきんとんで赤鬼を作ります。お楽しみに!

 

和菓子教室    おけや

冬立つ

今日は、立冬ですね。

先日、新潟から友人が、遊びに来て、新幹線で帰省しました。

その日、関東は、晴天でしたが、帰りの新潟の山あいは、何と!みぞれが、降っていたそうです。

もう、冬のはじまりなのですね。

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「冬立つ」

みぞれをイメージして、和菓子を作りました。

 

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また、中餡には、新豆で白餡を炊きました。

煮ている間もお豆がキラキラしていて、

こちらが、想いを込めて餡を作ろうとしたつもりが、逆に新豆から生命力のあるパワーを沢山もらいました。

 

先ほどの新潟の友人とは、上野の韻松亭でお食事をしましたが、秋の名残のお料理が美味しかったのは、もちろんですが、、、

とても、印象に残ったのが、おからを炒って作ったお茶でした。

香ばしくて、また、ノンカフェインなので、

すっと体にはいっていくような優しいお茶でした。

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大豆から作られるお茶なので、節分のお稽古で是非、お出ししたいと思います。

お楽しみに!

 

和菓子教室 おけや